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アラフォー男性ライターの日米プロ野球コラム

国内のプロ野球からメジャーリーグについてまで盛り沢山!

今年こそ東北勢に深紅の優勝旗を!

 このブログでは、主にプロ野球メジャーリーグについて専門的に取り上げているが、たまには高校野球についても触れてみたい。夏の全国大会までまだ先だが、筆者の実家が東北ということもあり、大会が始まるといつも東北勢を応援している。今年も全国大会が今から待ちきれない。

 その東北勢だが、「深紅の優勝旗白河の関を越えない」と言われているように、春夏通じて全国制覇が過去に一度もないのである。決勝戦までは行くが、その決勝戦で強豪校相手にあえなく敗れてしまうのである。

 最近では、一昨年2015年の夏の全国大会で宮城代表の仙台育英が、神奈川代表の東海大相模相手に6-10で敗退。2012年は、青森代表の光星学院が大阪代表の大阪桐蔭と春夏通じて決勝戦での顔合わせとなったが、春の選抜大会では3-7、夏の全国大会では0-3で敗れている。その前年の2011年は東日本大震災があった年で、夏の全国大会の決勝では光星学院西東京代表の日大三との対戦となり、筆者をはじめ、多くの人が被災地である青森県八戸市代表の光星学院を応援したと思うが、結果は0-11での惨敗。

 また2003年には、夏の全国大会決勝で宮城代表の東北と、茨城代表の常総学院が対戦したが、2-4で敗れている。しかもこの時の東北のエースは、現在メジャーリーグで活躍しているダルビッシュだった。

 高校野球の歴史は長く、夏の全国大会は第1回大会が1915年に、春の選抜大会は、1924年に第1回大会が開催されている。この1世紀の間、東北6県の全国制覇が春夏通じて一度もないわけである。

 「深紅の優勝旗白河の関を越えない」というのはただのジンクスなのだろうか。かつての東北勢は冬に雪が積もると、グラウンドで練習できず、もっぱら室内練習に限られてしまうのがハンデだったと言われていたが、現在ではその室内練習でもトレーニングを強化しているようである。現に、南北海道代表の駒大苫小牧は2004年、2005年と夏の全国大会で連覇しているのである。

 2013年にはプロ野球で、東北楽天イーグルスがリーグ優勝、そして日本シリーズも制覇し、多くの東北の人達が勇気づけられたはずである。東北勢は高校野球で優勝できないなあと思っていたら、先にプロ野球で、新規参入球団である楽天が優勝してしまったわけである。

 いつか高校野球でも、甲子園という舞台での決勝戦の後に、東北6県のどこかの高校の校歌が流れ、そして深紅の優勝旗を手にする日が訪れることを願わずにはいられない。