アラフォースポーツライターの日米プロ野球コラム

国内のプロ野球からメジャーリーグについてまで盛り沢山!

今年も東北勢の全国制覇は厳しいか

 高校野球夏の全国大会は昨日17日でベスト16が出揃った。このうち東北勢は、青森山田(青森)、盛岡大付(岩手)、聖光学院(福島)、そして一昨年準優勝の仙台育英(宮城)の4校だ。筆者の故郷が東北ということと、東北6県の全国制覇が春夏通じて過去一度もないということで毎年東北勢を応援しているが、今年はどうか。

 運悪く4校とも、今日から始まる3回戦では強豪校との対戦となってしまったようである。4校のうち1校でもベスト8まで進めばいい方だ。まず青森山田だが、今日18日の第4試合で、あの清宮幸太郎擁する早稲田実業を予選で破った、西東京代表の東海大菅生と対戦する。東海大菅生は前回の試合では富山代表の高岡商相手に、先発したエース松本が完投し9回1失点、打線も11点と二桁で快勝している。

 明日19日の第1試合で盛岡大付と対戦する済美(愛媛)の打線は県大会5試合でチーム打率4割を誇り、3番の亀岡は前回2回戦で2本ホームランを放っている。

 同じく明日19日の第3試合で聖光学院と対戦する広陵(広島)は、左のエース平元と強肩捕手中村とで組むバッテリーが健在だ。両選手とも、今年の9月にカナダで開催される第28回 WBSC U-18ベースボールワールドカップの高校日本代表チームの出場候補選手に選ばれている。

 第4試合で仙台育英と対戦する大阪桐蔭(大阪)は春夏連覇のかかる優勝候補であり、春の選抜大会では今年2017年、2012年と2回、夏の全国大会でも、1991年、2008年、2012年、2014年と4回優勝している名の知れた強豪校である。

 「深紅の優勝旗白河の関を越えない」というジンクスは一体いつ破られるのか、実に待ち遠しいところであるが、今年は対戦相手を見る限り厳しいだろう。

 ちなみに2004、2005年と南北海道代表の駒大苫小牧が優勝した時は、「深紅の優勝旗津軽海峡を越えた」との見出しでスポーツ紙も北海道勢初の優勝ということで、同校の健闘を称えていたが、あの時は東北の人々も、同じ雪国である北海道勢が優勝しそれも連覇を成し遂げたということで感動したはずである。

 東北勢にとっては、手の届く所にあるのにどうしても掴めない大会優勝旗であるが、いつかきっと持ち帰られると願ってやまないだろう。